マイクロソフト自らが「最小システム要件を満たさないPCにWindows 11をインストールする方法」を公開(要TPM1.2)

Microsoftは、上記の画像のように、以下のページでWindows 11のインストール時にシステム要件を満たしていないPCにWindows 11をインストールするためのレジストリーを公開している。

Windows 11 をインストールする方法

メディア作成ツールを起動する前に、紹介されているレジストリーを追加することで出来上がるUSBメモリーやDVD(ISOイメージ)が「要件を満たさないPC向けのインストールメディア」となる。

CPUやメモリーセキュアブート設定などは回避できるため、古いPCにはインストールが可能になる。
※ただし、TPM2.0は回避されるもののTPM1.2が必要。←残念。

(参考)TPM1.2も積んでいない場合は、以下の方法でインストールが可能。こちらは非公式です。
Windows 11インストール時のTPM 2.0チェックとSecureBootチェックの回避(バイパス)する方法

以下に上記の公式ページで紹介されている実施方法を記載しておく。

8GB以上のUSBフラッシュドライブか、7GB程度のISOファイルを保存するディスクを用意して、以下を行う。

アップグレード前のWindows上で、上記のファイルをダウンロード後、ファイルをダブルクリックして実行する。すると、レジストリエディタが起動して以下のメッセージが表示されるので、「はい」をクリックして適用する。

その後、以下のページに進み、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」の
今すぐダウンロード」をクリックする。

Windows 11 をダウンロードする

すると「MediaCreationToolW11.exe」がダウンロードされるので、ダブルクリックして実行し、
USBフラッシュドライブかISOファイルを作成する。

その後、上記で作成したメディアから起動するか、メディア内のsetup.exeを実行すれば、
Windows 11へのアップグレードかクリーンインストールが可能である。

2021/10/05にリリースされたビルド番号は22000.194。9/13版InsiderPreviewと同じ、正直ガッカリ。。

昨日リリースされたWindows 11であるが、その内容は事前にInsider Preview Betaで配布されていた22000.194と全く同じビルド番号である。

安定性を優先したとは言え、あれだけCPUやTPMなど要件を厳しく制限ようとしていて、しきりにアナウンスもしていたので、リリースされるバージョンは新しくなり制限もされるのだろうと想像していたのだが、それを裏切ってそのままリリースであった。

今後アップデートで変わる可能性はあるものの、今の状態ではCPUに関しては少し甘い条件でインストールが可能なはず。

そして、TPM2.0、セキュアブート、RAM容量については、インストール時にチェックをバイパスするレジストリを入れれば回避可能な状態である。

いよいよ明日10月5日は、Windows 11の配信開始予定日

とりあえず、現在のところ何も起きていないし、最新は22000.194となっているようだ。

上記チェックプログラムのインストールはこちら

Desk miniに搭載しているSAMSUNG 980PROにファームウェアとMagicianの最新版が配信されていたのでアップデートした。

Windows 11インストール時のシステム要件(TPM2.0チェック、CPU対応チェック、SecureBootチェック、メモリー4GBチェック、ディスク64GBチェック)を回避(バイパス)する方法

あまり大きな声では言えないことだが、上記の画像のファイル(ファイル名BypassAllCheck.reg)をメモ帳などで作って、Windows 11のインストール用USBメモリーに追加で書き込んでおく。

インストールの初めの画面で、SHIFTキーとF10キーを同時に押すと、
コマンドプロンプトが起動するので、そこで上記で書き込んだファイル(保存場所にcd後)を

regedit BypassAllCheck.reg

と実行してやることで非対応CPU、TPM2.0やSecureBoot、RAM4GB以上、ディスク64GB以上をサポートしていないマシンでもWindows 11をインストールすることができるようになることがわかっている。

インストーラ起動時に直接、レジストリエディタを起動して、
    HKEY_LOCAL_MACHINE
     SYSTEM
      Setup
と開いて、LabConfigというキーを作って、その配下に
    BypassTPMCheck
    BypassCPUCheck
    BypassSecureBootCheck
    BypassRAMCheck
    BypassStorageCheck
という32ビット値を作って、値に1を設定する。

と、実行しても同じ結果が得られるが、面倒なので上記のようにファイルを直接実行させた方が簡単だ。

上記のファイルとその内容は、リークしている海外サイトの情報をまとめたもので、私は一切責任はもたないのでよろしく。

それから、上記のファイルの内容では、5つのエントリーを記述しているが、SerureBootやRAM4GBに関してはほとんどPCがサポートしているはずなので実質不要と思われる。なので、実際は、BypassTPMCheckのエントリーのみで十分であり、さらにたった1エントリーだけならファイルにせず、レジストリエディタを直接起動して、手で入力しても良い。

10月5日に配信開始が予定されているWindows 11にも適用できるのかは、中の人しかわからないことだが、もしこれが通用するならば非力なマシンにもインストールすることはできると思う。
→10/7追記 正式リリース版のWindows 11でも上記は有効であることを確認している。

macOS Monterey Beta in Parallels Desktop 17 VM on M1 Mackbook Pro

M1 Mac上のParallels Deskop 17でmacOS Monterey Betaを走らせることに成功した。
はじめはわからなかったのだが、Parallels Desktop 17をmacOS Monterey上にインストールするとmacOSをインストールできるようになる。

Big Sur上ではmacOSをゲストOSにすることはできない。

インストール出来たのは良いが、AppleIDサインインができない。
また、GoogleChromeもインストールはできるものの、わざとなのかGoogleにログインができない。
そして、Parallels自体も暫定版のような感じで、macOSには設定画面すらない。
Windows 11もインストールはできるもののInsiderProgramの設定ができない。

こんな状態。対応していないからなのかわざとなのか、
かなり制限された状態で出来損ない感が半端ない。

あと、後で簡単に消せるようにと、同じAPFS上にボリューム追加で同一パーティション上にインストールしている。
M1Macでは起動時のキーが受け付けられなくなったため、いちいち設定から起動ディスクを変更しなくてはならないのが面倒。Intel Macの方が全然使いやすい。

コア数は4、メモリー4GB、ディスクは64GBで自動割り当て。ディスク以外変更不可。
Wi-FiもBluetoothもない。

M1 MacでのWindowsはサポートの対象外

Microsoftは、「Apple M1での実行がサポートされているシナリオではない」との発言があったことが、情報として入ってきました。現在ParallelsにてInsider Previewが動作していますが、正式にサポートされることはない模様です。

非常に残念な情報です。

Windows 11 Pro Insider Preview 22000.184 on MacMini late 2012

MacMini late 2012にWindows 11を入れてみた。
TPM2.0もだが、SecureBootもできないので、簡単には入らなかった。
インストール時におまじない(レジストリ追加)が必要。
おそらくは正式版では、おまじないは使えなくなる?!

Apple日本語JIS配列キーボードでのWindows用日本語入力設定

MacでWindowsを操作しているときに、日本語の入力切替を行うときの設定。

上記の画像で「キーの割り当て」を行うことで、日本語JISキーボードで「英数」「かな」の機能を有効にできる。

設定メニューがかなり深く、Windowsのバージョンによってパスが変化するので気を付けて。

設定→時刻と言語→言語→日本語→オプション→キーボード→Microsofot IME→オプション→キーとタッチのカスタマイズ

キーの割り当てをオンにして、無変換キーに「IME – オフ」、変換キーに「IME – オン」を割り当てる。

これだけやっておけば、特に困らないと思う。

また、この設定はMacに限らずやっておいて邪魔になることはほとんどないので、Windowsを入れたら普通に設定しておいても良いと思う。

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