現在、Parallels Desktop 17.1.1でARM64のApple Silicon M1では22000.XXXX以外はISOからの新規インストールはBSODとなり、インストールに失敗する。

Apple M1 Macbook Pro/AirではParallels Desktopを使ってWindows 11をインストールして喜んでいるが、現在、最新版のWindows 11以外インストールできないようになっている。

先月までは、Windows 10やWindows 11 Insider PreviewなどのISOをUUP dumpからダウンロードしたものでインストールができていたが、ミスなのか故意なのかは別としてインストールの途中で上記の画像となり、インストールができない状態となっている。

19xxx.xxxxや22xxx.xxxxのarm64をダウンロードして15分以上もかけてISOを作成しても、インストールの最初のコピーの画面でこけてしまう。

現在動作するのは、22000.xxxxのみ、つまりWindows 11の正式版だけがインストール可能な状態で、Windows 11 Insider Preview、Windows 10 latest版、Windows 10 Insider Previewなどは新規インストールできない。
※Windows 11 Insider Previewについては、正式版からInsider Programに参加してDevチャンネル、Betaチャンネル、Previewチャンネルに設定さえすればアップグレードは可能。

追記:
その後の調査で、21xxx.xxxxシリーズの一部は、カスタム構成で「ハードウェア」→「ブート順序」→「詳細」の中に、

vm.efi.secureboot = 0

と入力してやることで、インストールするが可能なことがわかってきた。

相変わらず、22xxx.xxxx(インストーラ起動時にエラーが発生して、使えるISOに入れ替えないとどうしようもなくなる)、19xxx.xxxxシリーズ(インストーラ起動時にBSOD発生)、つまりWindows 10に関しては、依然新規インストール不能な状態。

あらためて書いておくと、
現在、私が確認できているParallels Desktop 17.1.1で動作するWindowsは、
    Windows 11 Pro/Home(?)(Retailバージョン) 22000.348
    Windows 11 Insider Preview 22000.160(Retailより古い)
    Windows 11 Insider Preview 22509.1011(「設定」が開かなくなる)
のみ。
ある意味陰謀とも思える状況、如何ともしがたい。
Parallelsは昔からあまり好きではないのはこういうところ、VMware頑張ってもらいたい。

2022/01/26追記:
その後の調査で、少しわかっていることを追記しておくと、私の環境でUTMをインストールして動作を確認していたところ、ARM64バージョンのISOファイルの動作は、ParallelsでもUTMでも全く同じく、22000.XXX以外起動時に上記の画面となることがわかってきた。
ということは、どうもMicrosoft側でわざと動作しないようにしているとしか考えられないことになる。
UTMでは、ARM64以外にIntel x64でも動作させることができるのだが、そちらでは上記の画面とはならないので、起動時の動作に何か不正な動作をするようにあえてしているのではないかと考える。

(訂正あり)Parallels Desktop 17 on Big Sur 11.6 on M1 Macbook Pro late 2020に正式版Windows 11(arm64)をクリーンインストールする方法

Parallels Desktop 17では、VHDXやWindows 10 Insider Preview,Windows 11 Insider Previewは、そのままインストールすることはできる。そしてWindows 11にはWindows Updateを通して正式版と同じビルドの22000.194にすることは可能となっている。

しかし、正式版のWindows 11ダウンロードページでは、x64(インテル)版はダウンロード可能だが、ARM64版はダウンロードする方法は案内されない。おそらく永久に。

だが、UUP dumpのページでは、Upgrade to Windows 11(22000.194)(2) arm64としてダウンロードが可能となっており、これは正式版Windows 11と同様のイメージと思われる(正式発表ではない)。

そこで、上記のzipファイルをダウンロードし、ローカルでISOイメージを作り、ISOファイルからのインストールを試みた。
だが、やはりTPMが入っていないためParallels上では普通にはインストール不可となった。

※訂正:実際にはParallels Desktop 17では、TPMはサポートされていた。
 (サポートKB122702参照)
 わかりにくいが、Parallelsの構成画面で左下の+ボタンで「TPMチップ」が
 追加可能になっている。
 ということで、以下の方法を行わずともISOファイルから直接インストールが可能。

—-ここからは原文—-
そこで、行ったのはUSBメモリーにバイパス用のレジストリファイルを書き込み、ISOから起動させた直後のインストール画面で、USBメモリーを差し込みWindows側に接続すると、Cドライブとして認識されるので、そこでレジストリを適用したところ、無事インストールに成功した。
手作業でレジストリエディタからBypassTPMCheckのエントリーを追加して1を設定してもいけると思う。
—-ここまでは原文—-

この先、ARM版Windows 11はどのようになっていくのかは、わからないが一応正式版と思われるWindows 11をクリーンインストールできるということはわかった。

最新のParallels Desktop 17上のWindows 11でのWhyNotWin11の結果は以下の通り。

Parallels Desktop 17では、普通にTPM2.0がサポートされている。

上記のように、TPMチップがサポートされているので、現段階ではARM版Windows 11のISOファイルを用意して、事前にTPMチップを追加しておけば、直接正式版(?)Windows 11のISOファイルからインストールが可能である。

デバイスセキュリティ
TPM製造元名 PRLS
製造元バージョン 0.0.0.1
仕様バージョン 2.0

macOS Monterey Beta in Parallels Desktop 17 VM on M1 Mackbook Pro

M1 Mac上のParallels Deskop 17でmacOS Monterey Betaを走らせることに成功した。
はじめはわからなかったのだが、Parallels Desktop 17をmacOS Monterey上にインストールするとmacOSをインストールできるようになる。

Big Sur上ではmacOSをゲストOSにすることはできない。

インストール出来たのは良いが、AppleIDサインインができない。
また、GoogleChromeもインストールはできるものの、わざとなのかGoogleにログインができない。
そして、Parallels自体も暫定版のような感じで、macOSには設定画面すらない。
Windows 11もインストールはできるもののInsiderProgramの設定ができない。

こんな状態。対応していないからなのかわざとなのか、
かなり制限された状態で出来損ない感が半端ない。

あと、後で簡単に消せるようにと、同じAPFS上にボリューム追加で同一パーティション上にインストールしている。
M1Macでは起動時のキーが受け付けられなくなったため、いちいち設定から起動ディスクを変更しなくてはならないのが面倒。Intel Macの方が全然使いやすい。

コア数は4、メモリー4GB、ディスクは64GBで自動割り当て。ディスク以外変更不可。
Wi-FiもBluetoothもない。

M1 MacでのWindowsはサポートの対象外

Microsoftは、「Apple M1での実行がサポートされているシナリオではない」との発言があったことが、情報として入ってきました。現在ParallelsにてInsider Previewが動作していますが、正式にサポートされることはない模様です。

非常に残念な情報です。

Apple日本語JIS配列キーボードでのWindows用日本語入力設定

MacでWindowsを操作しているときに、日本語の入力切替を行うときの設定。

上記の画像で「キーの割り当て」を行うことで、日本語JISキーボードで「英数」「かな」の機能を有効にできる。

設定メニューがかなり深く、Windowsのバージョンによってパスが変化するので気を付けて。

設定→時刻と言語→言語→日本語→オプション→キーボード→Microsofot IME→オプション→キーとタッチのカスタマイズ

キーの割り当てをオンにして、無変換キーに「IME – オフ」、変換キーに「IME – オン」を割り当てる。

これだけやっておけば、特に困らないと思う。

また、この設定はMacに限らずやっておいて邪魔になることはほとんどないので、Windowsを入れたら普通に設定しておいても良いと思う。

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