いまだにWindows 7のライセンスキーでWindows 11までアップグレードできている現実

知ってるか知らないかで全然違いますが、私はいまだにWindows 7/8.1のライセンスでWindows 11を使えています。

ここ最近というか10年ぐらいWindowsのライセンスを購入したことはありません。

新しいVMを立てたり、古いマシンにWindows 11を新規インストールしたり、Windows 10のマシンをアップグレードしてWindows 11にしたりと、いろいろな場面でライセンス認証をしますが、ほとんどすべてWindows 7/8.1のライセンスでライセンス認証できています。

しかも、これを言って良いのかわからないけれど、その昔にあったTechNetサブスクリプションというマイクロソフトのサービスの時代に取得したライセンスキーで何台でもライセンス認証できています。

いやいや、他にもWindows XP/VistaやOffice 2013だって普通に認証できています。
この前も久々にWindows Vista UltimateのVMを作成しましたが、ちゃんと認証できましたよ。
歴とした正規ライセンスです。
さすがにXPは新規インストール後にアップデートする方法が無いようで、認証できるところまで漕ぎつきませんでしたが。

というわけで、ちょっと知っているだけでWindowsのライセンスはここ10年ぐらい買わずに認証できてしまっています。

これ、内緒ですよ、なんてね、というお話でした。

あ、ちゃんと下の方にあるコメントも読んでください。
先月(2023年9月20日)にこのライセンス認証ルートは閉じられました。実に10年以上続いていました。但し、今までに通ったライセンスについては引き続き認証されます。

その後の情報で、Windows 7/8/8.1の正規プロダクトキーを持っている場合(正規メーカーPCやリテールプロダクトキーシールがある場合)は、サポートセンター(0120-00-8449)に電話をかけて事情を説明することで認証キーを発行してもらえるらしいことがわかりました。

Windows 7/8/8.1が標準インストールされているPCにWindows 10/11をインストールしたい場合は、諦めずに上記に連絡してみると良い。
ただ古いPCは、特にWindows 11の必要要件を満たしていないケースが想定されるが、大抵の場合インストールは可能になるはずなので、インストールを行なって認証のみの状態にしてから、上記のサポートセンターに連絡して認証を行った方が良いと思う。

もちろん、この辺については自己責任で実施してください。私は全く責任を負いません。

Apple M1で無料で快適にWindows 11を動かす

現在、VMware Fusion Tech Preview IIが無料でインストールできるので、無料で快適なWindows 11実行環境を手に入れることができる。
(もちろんWindows 7以降のライセンスを持っていることが前提だが)

まだVMware Toolsが完璧ではないため、デバイスマネージャではいくつか不明なデバイスが存在する状態だが、特に問題なく動作している。

TPMモジュールもちゃんと認識しているので、レジストリを弄ったり、インストール時に工夫をしないと入らないなんてことはなく、普通にインストールすることができる。

M1なので、よほどのことをしない限り発熱も少なく、快適に動作しており、Windows Updateで最新の状態にしても問題ない。

Apple M1のMacを持っていて、Windows 7以降のライセンスが余っているなら是非インストールしてみてほしい。Intel CPUのノートPCのように重くなったり発熱してファンが回りっぱなしになることなく快適なWindows環境を手に入れることができる。

VMware Fusion Technology Preview II 22H2 リリース

VMwareは、Fusion Technology Preview IIをリリースした。

なんでもvTPMにRosetta2を使わなくしたことですべてネイティブにARMで動作するとのこと。

早速、私のM1 Macbook Proに入れてみた。
いままでTech Preview Iを入れていたので、アップグレードのようでいままで入れていたWindows 11がそのまま使えた。

キビキビと動いている。 Windows 11は、9/20に22H2がリリースされているので、ARM版でも同じように22H2にしてみたが、普通に22H2 build 22621.521までアップグレードできている。

UUP dumpからARM版のWindows 11 22H2をダウンロードして、MacでもISOファイルをさくせいできるので、そこからインストールすればよいし、22000.1042までWindows Updateで上げたら、ISOファイルからsetup.exeを起動すれば、そのままアップグレードすることもできる。

ちなみに、VMware Fusion Tech Preview IIのダウンロードサイトは、以下からどうぞ。
 VMware Fusion Public Tech Preview 22H2

それから、UUP dumpのWindows 11 ARM版へのリンクは、いかからどうぞ。
 Windows 11, version 22H2 (22621.521) (2) arm64

むむ? Windows 11 version 22H2 (22621.607)というのがもう出ているのか。。Update降ってきていないな(独り言)。

Windows 11 22H2 リリース build 22621.521

Windows 11の22H2がリリースされている。

今回は、ビルド番号がようやく22000から22621にようやく変更された。
そのため、システム要件を満たしていないPCではそのままではアップデートできなくなっている。

はじめてのメジャー番号のアップグレードなので、アップグレード方法を確立した。

以下のページの下の方から、(Windows 10の)「AppraiserRes.dll」をダウンロードした後、マイクロソフトのページからISOファイルをダウンロードし、ISOをデスクトップなどに中身を展開、soursesフォルダ内のAppraiserRes.dllをダウンロードしたものに置き換えてから、setup.exeで「今は更新しない」を選択して進めることで、Windows 10からと同様に22H2にアップグレードされることを確認した。
※ダウンロードするとファイル名が「AppraiserRes-1.dll」となるため”-1″を取ることを忘れずに。

お試しください。

アップグレード直後は、22621.382というビルド番号になっていれば、アップグレードは成功。

だが、その後にWindows updateをかけると、KB5017321がうまく当てられない現象が発生する。これについては、スタンドアローンインストーラーをダウンロードして直接当てることで回避できる。
おそらくはこのKBのインストーラーが単独で不具合を起こしているものと推測する。

上記を適用後は、現在の最新のビルド番号 22621.521になれば成功である。

Windows 11 build 22000.434(KB5009566) released.

月例パッチとしてKB5009566がリリースされ、Windows 11は22000.434となった。
IME関係の更新が行われたが、それ以外はバグフィックスとセキュリティ更新のみである。

リリースノートはこちら

上記の画像は、M1 Macbook Pro 13″状のParalells Desktopのもの。

なお、今回もメジャービルド番号が変わらないため、PC要件チェックは行われないため、要件を満たしていないPCでもそのままアップデートすることができる。

Microsoft Windowsの各バージョンの最新版(UUP dumpリンク付き)

マイクロソフトが提供する現時点(2022/05/01)でのOSの最新バージョンのビルド番号を記載する。
UUP dumpのページなどでISO(作成スクリプト)をダウンロードする際の参考にするとよい。
なお、以下の番号は独自調査の結果であり、必ず最新とは限らないので注意されたし。

WIndows 10 Pro/Home(21H2) サポート2025年10月14日終了
build 19044.1682 Imtel/AMD ARM 2022年4月25日

Windows 11 Pro/Home(21H2) サポート2023年10月10日終了
build 22000.652 Intel/AMD ARM 2022年4月25日

Windows Server 2016(1607) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2022年1月11日 延長サポート2027年1月12日終了
build 14393.5066 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
 2022年4月12日

Windows Server 2019(1809) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2024年1月9日 延長サポート2029年1月9日終了
build 17763.2867 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
 2022年4月21日

Windows Server 2022(21H2) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2026年10月13日 延長サポート2031年10月14日終了
build 20348.681 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
build 20348.643 Intel/AMD 2022年4月25日

サーバーバージョンのWindowsはいままでDVDなどのメディアを購入しないと入手できず、ハード同時購入時以外の一般的には評価版をインストール後に正式版にしなければならなかったのだが、2022のみ作成可能になっている(ただし、リリース時期によっては作成できない場合もある)。
サーバーバージョンはリリースのタイミングによって考え方が変化しているため、2016や2019などの言い方以外のリリースが存在していてわかりにくい。

因みに、各ビルド番号の後ろにある「Intel/AMD」マークにUUP dumpへのリンクをおいた(「ARM」はARM64版なので間違えないように)。
また、さらに後ろにリリース日とリリースノートへのリンクもおいてみた。

最新Windowsでのファイル名の文字コードの扱いに注意

最新のWindowsであるWindows(Windows 10 21H2含む)環境では、文字コードの扱いが変わっていることに注意しておいた方が良い。

新規に日本語版としてWindows 11をインストールすると、ディレクトリやファイル名までUTF-8になる。
それが何に災いするかというと、Zipなどに圧縮する場合など、別なシステムに受け渡す場合に文字化けしてしまう懸念がある。

「設定」→「時刻と言語」→「管理用の言語設定」と開くと、

以下のような「地域」設定が開く。

通常は、以下のように、「現在のシステムロケール」は「日本語」が選択されているはずだが、
この下の「ベータ:ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用(U)」の設定によってファイルシステム全体をUnicode UTF-8にするかが変わる。

ここにチェックを入れてシステムを再起動すると、ファイルやフォルダ、システム内で取り扱う文字コードがすべてUTF-8となる。

自分だけで使用している分には特に問題になることはほとんどないが、この状態でファイル圧縮ソフトを使ってファイルを圧縮した場合、UTF-8で保存されてしまうことになる。

ところが、上記スイッチに「ベータ」とあるように、日本国内で使用されているWindows機はほとんどがまだShift-JISなのである。

UTF-8のファイル名で保存されたZIPファイルをメールなどで送付すると、受信して解凍するときにこれに対応していないことが多いため、文字化けしてしまうことになる。

これをどう受け止めるか、だが本来はすべてUTF-8にするべきではあるため、受信相手にUTF-8であることを伝えてUTF-8で解凍してもらうべきとは思うがそこまで強要するのもどうかと思う。

Windows 7からWindows 10にアップグレードして、それをさらにWindows 11にアップグレードしている場合など、まだまだファイルシステムにShift-JISを使用しているPCが大多数なのは事実である。

2021-12 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5008215) 22000.376 released.

Windows 11 Retail版が2021年12月14日にアップデートされている。
ビルド番号は、22000.376、KB5008215。

今回はサポートページに記載されている記事へのリンクを記載する。
動画も掲載されているので、一度見てみると良い。

因みにメジャーバージョンは今回も変わらず22000なので、システム要件チェックは起動せず、TPMのないPCでも問題なくアップデートされるはず。

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