ASRock DeskMeet B660+Intel X550-T2を使って10GbE対応自サバを構築

自宅用サーバを再構築した。
いままでは、HP DeskPro 400 G7を使ってWindows Server 2022で構築していたが、今回はESXiをインストールして、ホームドメインサーバとWebサーバを別々なWindows Serverで実行して、vCenterも同時に動かすことにした。

使用するCPUはいろいろ悩んだがCore i5 13500を使用し、14スレッドのESXi 7.0u3nを動かしている。

メモリーはDDR4-2666だが、32GBx4で128GBを実装。
通常はグラボを刺すPCI-Express x16スロットにIntel x550-T2を刺して10GbE環境を実現。

ディスクは、WD BLACK 1TBでブートとホストキャッシュをやらせ、データストアにはADATA LEGEND800の2TBを当てている。
最初は、SUNEAST 2TBを使ったのだが、QLCのため、くそノロくて使い物にならないので廃止。

今のところ順調に動作している。

他に動かしているクラスタベースのESXiもあるのだが、同じvCenter上で自分自身も管理させるように設定している。
起動時はESXiが単独で立ち上がり、自分のVMでvCenterが上がるまで管理できないのだが、自動起動の設定を行うことで、起動し終わるとうまく管理できている。

Intel X550-T2は発熱が酷く、30分もしないうちにネットワークがリンクダウンしてしまうのだが、そこは経験で、ヒートシンクを一旦外し、グリスをMX-4に塗り直すことで、リンクダウンしなくなる。
でも不安なので、カードのすぐ上にちょうど12cmファンが取り付けられるのでX550-T2に対しては吸い込みだが発熱を抑える手は尽くしてある。

これ1台で、我が家のネットワークの中枢をこなすようにできている。
・WindowsServer 2022 グローバル側DNSサーバ、HTTPサーバ(WordPress)、メールサーバ
・WindowsServer 2022 ローカル側DNSサーバ、ADドメインサーバ
・vCenterServer 8.0.2
・おまけのmacOS(Venturaまでは動く)とWindows 11 Pro

小型で10GbEを2系統使える良いPCやケースがあったら誰か教えて欲しい。

CPUパフォーマンスは、AMD独占状態、Intelダメダメ、Apple M1も大したことはない。

上記は、PassMarkのHigh End CPUのパフォーマンステスト状況の一部のキャプチャ。

AMDプロセッサが独占状態。 Ryzen ThreadripperとEPYCばかりが連なる。

Intelどうした、Core i9なんて言っている場合ではないぞ。

19位でやっとIntelが出てくる。しかもコアクロックは2.8GHzって。

Passmarkを見ていると欲しいと思えるCPUがない、やはり今はAMDなんだろうけど。

Apple M1チップがすごいすごいと言っているが、
Apple M1 Ultra 20 coreが遥か下の方にある(数えたら51位)。

こんな状態では、これから自鯖のCPUをどれにしようか悩んでいる人間にとってはどうしたらいいかわからない。

PCI-e 4.0をすっ飛ばして5.0とか、DDR5のメモリとか周辺の進化も激しいのだが、マザボ搭載のLANのほとんどが2.5GbEなので、まだ買いたくないし。

半導体不足だし、円安に傾いているし、今は中途半端な時期なのかもしれない。

もう少し様子を見るしかないのかな。

我が家のルーターたち

WXR-6000AX12SとRT-AX89X

ちょっとだけお見せします(少しホコリをかぶってますが)。
この前記事に記載したルーターたちです。どちらもでかくて場所を取ります。

奥がBUFFALO WXR-6000AX12S/D、手前がASUS RT-AX89X。
どちらも有線は10GbEをそなえるWi-Fi6対応の4.8Gルーター。

フレッツ光クロスからXG-100NEを介して、奥のWXR-6000AX12Sに入り、その配下にスイッチを介してSFP+で手前のRT-AX89Xに入っています。RT-AX89XはAPモードで動作させています。

本当はRT-AX89Xをメインルーターにしたかったんですが、光クロス経由でひかりTVも契約しているのですが、その設定がうまくできなかったため、結局WXR-6000AX12Sをメインルーターに戻して、RT-AX89XはAPモードでWXR-6000AX12Sの配下で無線専用ルータしかしていません。
この他にWebカメラとOKGoogle/Alexa用にApple AirMacたちが4台Wi-Fi拡張で存在しています。

因みにこのサイトもレンタルサーバーではなく、自宅のProDesk 400G7にWindows Server 2022を乗せてそこから配信しています。IIS10+PHP8.0.10+WP5.9.1+Cocoon2.4.2.4

因みの因みにその下にあるのが、VMware ESXi7.0.3を動かしている我が家のVMサーバーです。

現在の無線LAN環境における速度の限界

上記が我が家の無線LAN(Wi-Fi)における平均的送受信速度。

まず、インターネット環境は、NTT東日本提供のフレッツ光クロス(概ね10Gbps)。
ONUからXG-100NEを介して10GbEスイッチを通して、
BUFFALO WXR-6000AX12Sをメインルーターにして接続して使用している。
そして、今回計測したのは、さらにルーターとブリッジ(SFP+にて)接続している
ASUS RT-AX89XとスモールファクタPC上のIntel AX210NGW間の性能。

おそらく、現在日本国内で販売されているWi-Fiユニットでは、この辺の速度が限界スピードなのではないだろうか。

巷で売っている無線LANルーターは、4804Mbpsとか謳っているが、クライアント側は最高2404Mbpsで接続できるものしか売られていないのが現実。
一部2回線を接続すればできないことはないが、クライアント側には2系統のWi-Fiカードが必要で、そんなの積めるパソコンは売っていないし、そんなの馬鹿げているし、実用的ではない。

有線LAN接続では、10Gbpsはだいぶん浸透してきたが、まだ一般家庭では普及とまではいっていない。

因みに有線LANではこれぐらい。

行くときは下り7Gbpsぐらい出るときはあるが、ワーキングタイムやゴールデンタイムはこの程度。

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