Windows 11インストール時のシステム要件(TPM2.0チェック、CPU対応チェック、SecureBootチェック、メモリー4GBチェック、ディスク64GBチェック)を回避(バイパス)する方法

あまり大きな声では言えないことだが、上記の画像のファイル(ファイル名BypassAllCheck.reg)をメモ帳などで作って、Windows 11のインストール用USBメモリーに追加で書き込んでおく。

インストールの初めの画面で、SHIFTキーとF10キーを同時に押すと、
コマンドプロンプトが起動するので、そこで上記で書き込んだファイル(保存場所にcd後)を

regedit BypassAllCheck.reg

と実行してやることで非対応CPU、TPM2.0やSecureBoot、RAM4GB以上、ディスク64GB以上をサポートしていないマシンでもWindows 11をインストールすることができるようになることがわかっている。

インストーラ起動時に直接、レジストリエディタを起動して、
    HKEY_LOCAL_MACHINE
     SYSTEM
      Setup
と開いて、LabConfigというキーを作って、その配下に
    BypassTPMCheck
    BypassCPUCheck
    BypassSecureBootCheck
    BypassRAMCheck
    BypassStorageCheck
という32ビット値を作って、値に1を設定する。

と、実行しても同じ結果が得られるが、面倒なので上記のようにファイルを直接実行させた方が簡単だ。

上記のファイルとその内容は、リークしている海外サイトの情報をまとめたもので、私は一切責任はもたないのでよろしく。

それから、上記のファイルの内容では、5つのエントリーを記述しているが、SerureBootやRAM4GBに関してはほとんどPCがサポートしているはずなので実質不要と思われる。なので、実際は、BypassTPMCheckのエントリーのみで十分であり、さらにたった1エントリーだけならファイルにせず、レジストリエディタを直接起動して、手で入力しても良い。

10月5日に配信開始が予定されているWindows 11にも適用できるのかは、中の人しかわからないことだが、もしこれが通用するならば非力なマシンにもインストールすることはできると思う。
→10/7追記 正式リリース版のWindows 11でも上記は有効であることを確認している。

Windows 11は、2021年10月5日(火)に提供される。

Windows Blogに公開された情報では、「10月5日から順次無料アップグレードが対象のWindows10PCに展開される」とある。
また、「アップグレードの対象となるWindows10 PCをお持ちの場合は、WindowsUpdateから利用可能になったときに通知されます。[設定]> [Windows Update]に移動し、[更新プログラムの確認*]を選択して、Windows11がデバイスで使用できるかどうかを確認することもできます。」
ということで、Windwos Updateのオプションのような扱いでWindows 11にアップグレードできるようになるようだ。

それとは別にInsider Program宛にメールが配信され、「Devチャネルでは別の初期開発ビルドのリリースを開始する予定」とのことで、今回のWindows 11はすでにリリースビルドは作られたと予想される。

関連リンク
  新しいWindows 11
  Windows 11のシステム要件
  Windows 11 available on October 5(英語)
  Active development branch builds are coming to the Dev Channel(英語)

Windows 11 Pro Insider Preview build 22000.168がリリース

Windows 11 Cumlative Updateの最新版 22000.168がリリースされている。

Insider Preview版を登録している場合はWindows Updateにてアップデートされる。

UUP dumpにもアップロードされているが、何故かまだISOイメージは途中でエラーが発生して作れない。
ダウンロードリストのファイルが読み込めないようだ。少しすればできるようになるかもしれない。

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