今まででも無線LANで2.1Gbpsぐらい出ていたのだが、欲をかいてみたがコスパは最悪。
BUFFALO WXR18000BE10Pを購入して、Intel BE200を内蔵させたノートで計測してみたが、
実測スピードはかえって遅くなった気がする。
もっとも、ルーター(WXR18000BE10P)側はMLOを有効にしているが、クライアント(BE200)側がアンテナが2本しかないため、MLOができないからか。。。
もっと爆速をもくろんだのだが。。。ガッカリだ。
今後MLOに対応したクライアントが出てこないことには真価を発揮しない。
※2024年7月25日追記
Wi-Fi 7についてですが、現在まだクライアント側(Intel BE200NGWやQualcomm NCM865など)は、ドライバーがきちんと整備されていないようです。というかWindowsやMac OSもWi-Fi 7に対応できていません。ルーター側のみが対応できている状況です。
(ルーター側もまだまだバグがあるようにも思いますが。。。)
規格自体は整備されているものの、ソフトウェアが追い付いていないという状況なのだと思いますが、実現できていないことから想像するにハードウェアにも問題が潜んでいるかもしれません。
待てるのであればもう少し待ったほうが良いのかもしれません(私は待てないので次々買ってしまっていますが)。
BUFFALO WXR18000BE10PとTP-Link Archer BE805と買ってみましたが、現在の状況では、どんなに至近距離でも実測値で下り3.0Gbps程度しか出すことはできません。
(接続速度の上限は、Intelは2882/2882 Mbps、Qualcommは5764/5764Mbps、実測値はIntelが3.0Gbps、Qualcommは2.5Gbps程度が上限です)
この状況は、もしかすると意図的に提供者側が結託して制限をかけているようにも思えなくもありません。この状況は国際的(WorldWide)に同様のようです。
規格上の話では、
6GHz帯で320MHz幅で接続すると5764Mbps、5GHz帯160MHz幅で接続すると2882Mbps(2.4GHz帯は1800Mbps程度出ますが実質は輻輳により期待できない)、これをMLO(マルチリンク)すると8646Mbpsで接続できて、至近距離なら2.4GHz帯と合わせて10Gbpsも夢ではないレベルに達するはずです。
おそらくこの秋(Apple iPhone 16が登場する9~10月)には、AppleをはじめWi-Fi 7対応機種が出てくると思いますので、それにあわせてハードウェアはもちろん、ソフトウェアについてもアップデートが行われて、普及レベルになっていくものと想像できます。(その時期に期待しています)
Intel BE200NGWは、今のところ160MHz幅でしかリンクできないことがわかった。
320MHzとドライバー名称にまで記載があるのだが、実際のリンクスピードは、
2882/2882Mbpsでのリンクが最速。
これは、Wi-Fi7の4096QAMによってWi-Fi6より1.2倍高速になった値。
3月15日付で総務省には技適申請で320MHz幅に関して申請を出しているが、
それに対応したドライバー/ファームウェアがまだインテルから提供されていない。
BE200NGWの他にもBE201NGW、BE200D2Wという派生バージョンもあるようだが、
いずれも技適申請は済んでおり、ハード的には電波法も問題ないのだが、
ソフトウェアが提供されていないという状態である。