まだまだ使えるMac mini 2012

売り期を逸した私のMac mini 2012だが、結構使えることがわかった。

OpenCore Legacy Patcherを使うと、まだ最新のMonterey 12.5.1にもアップグレードできているし、ご覧の通り、30Hzながらも4K画面もできている。

43インチモニタだとかなりの圧迫感。時々ファンはサーっと煩くなるが、そこそこ使える速度で動いてくれる。頼もしい限りだ。

CPUもそこそこだし、メモリーも16GBあるし、SSD1TBx2も入ってるし、まだまだ使える。

SSDは1TBをBOOTCAMPでWindows 11、もう1TBにはCatalinaとBig SurとMontereyを1パーティションで共有してマルチブートで使っている。結構便利。

ディスク構成はこんな感じ

起動ディスクで選択して再起動すれば、お望みのOSで再起動できる。もちろんOptionを押しながら起動すれば、その場で起動ディスクを選択できる。
今のところ、全てのOSは最新にアップデート済み。
Venturaが出てきても多分対応してくれることだろう。

画面設定、HDMIは1080p止まり、Thunderbolt(DP)は4K(30Hz)まで指定可能。ただしOSの入れ替え時はHDMI必須

Intel 12世代(alder lake)プロセッサを搭載したPCでは、VMware WorkstationまたはPlayerで特別なvmx設定(VM毎に)が必要

我が家のメインPCは、Intel Core i9-12900Kを積んでいるのだが、VMware Workstation 16 Proでは、まともに動かず困っていたのだが、どうもP-coreとE-coreを認識していないらしく、これを各vmxで指定してやらないとうまく動作しないようだ。

上記の画像のようにP-coreのみを割り当てる設定にしてやらないとE-coreまでプロセッサとして割り当ててしまって、動作が不安定になるようだ。

このことは正式にVMwareからはアナウンスされておらず、かなり微妙なのだが、上記の設定を加えてやることで、安定して動作するようになった。

Processor0.use = "TRUE"
Processor1.use = "TRUE"
Processor2.use = "TRUE"
Processor3.use = "TRUE"
Processor4.use = "TRUE"
Processor5.use = "TRUE"
Processor6.use = "TRUE"
Processor7.use = "TRUE"
Processor8.use = "TRUE"
Processor9.use = "TRUE"
Processor10.use = "TRUE"
Processor11.use = "TRUE"
Processor12.use = "TRUE"
Processor13.use = "TRUE"
Processor14.use = "TRUE"
Processor15.use = "TRUE"
Processor16.use = "FALSE"
Processor17.use = "FALSE"
Processor18.use = "FALSE"
Processor19.use = "FALSE"
Processor20.use = "FALSE"
Processor21.use = "FALSE"
Processor22.use = "FALSE"
Processor23.use = "FALSE"

0~15までのP-coreプロセッサのみ”TRUE”で割り当てるようにして、16~23のE-coreプロセッサは”FALSE”で割り当てないようにする設定なのではないかと思います。
(この設定はi9-12900Kの場合の設定、i7やi5の場合はTRUEとFALSEは変更が必要)

今のところ、上記の設定を入れる安定して動作しているようだ。
上記の設定を入れないと動きがおかしくなり、OSのインストールはできても動作が不安定で、Windows 10からWindows 11にアップグレードなどやってみたが、タスクバーが出なくなってしまうなど不具合が発生していた。

これを入れることにより、結局のところ、論理プロセッサを16コアまでしか使わないようにしてしまうパッチなので、パフォーマンスは落ちているはず。
こんな設定を入れないといけないのは不本意だと思う。VMwareも認識しているはずだがまだ何の反応もないようだ。

一点注意点として、VM自体を暗号化すると、vmxファイルの内容も暗号化されてしまうため、暗号化を解除した状態(TPMを削除して)にしないと上記の行をいじれない。

VMware Workstation Pro 16.2.4では、Intel 12世代(alder lake)プロセッサをサポートしていない!?

Windows 11 Insider Previewの最新版 225182.1000をインストールしようとしたところ、上記のようにBSODが発生する。Unsupported Processorって、何年も見ていないので落ち込む。

通常のWindows 11なら大丈夫なのだが、Insider Previewを入れようとするときに発生する。←ウソ。

ネットを探しても出てこないので、困窮中。

その後の調べで、やはりVMware Workstation 16 Proでは、alder lakeプロセッサはサポートできていないようだ。関連リンク

Windows 11 Proをインストールした段階では、問題なく動作しているように見えていたのは、コア数とメモリーを少なくしていたためで、Insider Previewをインストールしてみようとしたときに8コア16GBにしたのでエラーが発生するようになったようだ。

UNSUPPORTED PROCESSORって、旧CPUならわかるが最新(?)のCPUでサポートしていないって。

VMWareの今後のアップデートに期待するしかない。

ここのところVMwareは、他のメーカーよりかなり対応が遅い。株価もかなり下がっているようだし、Intelといい、VMwareといい、周りから見放されているのか、大丈夫なのだろうか。

VMware vCenter 7.0.3.00800上でmacOS 12.5 MontereyとWindows 11 Insider Preview 25169.1000を動かす

我が家ではVMware vCebter+VMware ESXiという構成でvm環境を構築しているのだが、
macOS 12.5 MontereyにWindows 11 Insider Preview 25169.1000が問題なく動いている。

VMware ESXi上でmacOS 12.5 Monterey
VMware ESXi上でWindows 11 Insider Preview 25169.1000

macOSを動かすためにはesxi-unlocker 3.0.2が必要で、Windows 11を動かすためにはvCenter+ESXi+キープロバイダが必要。

いまのところ、大きな問題なくアップグレードも普通に行えている。

VMware Fusion 22H2 Public Tech Preview e.x.p 20191287をリリース M1 or M2 MacでWindows 11をサポート

WMwareは、2022年7月28日、Fusion 22H2 Public Tech Previewをリリースした。
まだPreviewなので正式版ではないので、ライセンス等は販売されない。

ようやくWindows 11がサポートされた。
Intel版Macではx86 amd64をサポートし、M1/M2ではarm64をサポートする。

リリース記事は、Welcome to the Fusion 22H2 Public Tech Preview!

ダウンロードは、VMware Fusion Public Tech Preview 22H2

普通にuup dumpからダウンロードして作成したISOファイルからインストールが可能。

VMware Toolsのインストールが今までみたいにインストーラーベースではなく、PowerShellスクリプトなので少し戸惑ったが、特に問題なくインストールできて動作している。
VMware Toolsディスクがマウントされたら、README.txtを読むべし。

CPUはサポート対象ではないものの、セキュアブートとTPM2.0はサポートされている。

Windows 11のインストール時に「ネットワークに接続されていません」と言われるときは、Proは「インターネットに接続していません」で続けられる。Homeではできないらしいが他のサイトで調べてね。

インストール時にレジストリエディタでなにかするとか、特に何もする必要はない。

私のM1 Macbook Pro 13では、ディスプレイは、Retinaをサポートし、3840×2400までできる。
ネットワークも有線ながら10Gbpsで接続できている。

追記:私が試した限りでは、Windows 11 Insider Previewはインストールできない。
設定>Windows Update>Windows Insider Programに進むとエラーとなるし、
Insider PreviewのDVDを作成して起動してもブートすらさせてくれない。

ディスプレイを購入、ついでにグラボも

ゲームはほとんどしないくせに、144Hzのディスプレイを購入しました。

よくよく調べてみると、4K 144Hz駆動するためには今までのGTX1080Tiでは無理(※)なこと
ということで、グラボもアップデート。出費が嵩む。
※ GTX10シリーズは、DP/HDMI でDSCがサポートされていないから。

グラボは10万越えは厳しいのでギリのGainward GeForce RTX3070Ti Phoenixにした。

DisplayHDR600を有効にして、画面輝度を保つには、コンソールモードをONにしたほうが良いことに気づき、こういう設定になりました。
144Hzではなく120Hz駆動なのよね。

でも見ているのはYouTubeの8K HDR映像。満足せず。とほほ、8KでHDR1000が出るIPS液晶が欲しいわ、いや、次は有機EL(OLED)かな。

144Hzで最大604ニトという設定があった。
こっちのほうがブルーが若干映えている。
だがだが、こっちが本当の色なのかもしれないが、
BDS4350の色に慣れているので、若干黄色っぽく感じる。

i9-12900K+Z690M-Plusにアップグレード

Intel Core i9 12900Kのタスクマネージャ上のコア数表示

2018年に9900K+Z390M-Pro Gamingにしていた我が家のメインPCであるが、
今回、遅ればせながらAlder-lakeな12900Kにアップグレードした。

ケースとメモリー、グラボ、NIC、CPUファンなどはそのまま流用。

リプレイス後のマシンスペックは以下の通り。
Case: fractal dessign Define C black tempered Glass
   CS6890 FD-CA-DEF-MINI-C-BK-TG MicroATX
Power: CORSAIR HX1000 1000W
Motherboard: ASUS PRIME Z690M-Plus D4
CPU: Intel Core i9-12900K
CPU-fan: ASUS ROG RYUO 240
Memory: Gskill F4-3600C19D-32GSXWB x2 64GB
SSD: Samsung 980 PRO 1TB
   Samsung 970 EVO 512GB x 2 RAID0
   Crucial MX500 512GB x 2 RAID0
GPU: ZOTAC GeForce GTX 1080Ti mini 11GB
NIC: Intel Converged Network Adapter X540-T2 10Gbps x 2
と、こんな感じ。

CPUとマザーとNVMe SSDでざっと120K円の出費。

今回9900K→12900Kにしたが、体感スピードは、6700K→9900Kの時よりかなり満足感は高い。

ソケットがLGA1151→LGA1700ということで簡易水冷のCPUファンが使えるか心配だったが、
ASUSのZ690なマザーはちゃんと穴の位置が変えられるように設計されていたため問題なく移行できた。

あとは、Windows 11のインストール時にIntel VMDのドライバーを入れないとドライブが一切見えなくなってしまうということに気づかず、最初結構手こずった。

12900Kのコア構成は、P core x 8とE core x 8ということで、16コアだけど24スレッド。

CPU側: PCI-Express 5.0 20 lane
Z690側: PCI-Express 4.0 28 lane
ということで、980 PRO(1TB)とグラボをCPU側、970 EVOとX540-T2をZ690側に実装。
理想的な配置となっているが、グラボはいずれアップグレードしたいところ。

CINEBENCH R23 Single Core 1899 pts Multi Core 26448 pts
Core i9-12900K + Samsung 980 Pro 1TB(PCI-Express 4.0 x 4)のディスク速度

CPUパフォーマンスは、AMD独占状態、Intelダメダメ、Apple M1も大したことはない。

上記は、PassMarkのHigh End CPUのパフォーマンステスト状況の一部のキャプチャ。

AMDプロセッサが独占状態。 Ryzen ThreadripperとEPYCばかりが連なる。

Intelどうした、Core i9なんて言っている場合ではないぞ。

19位でやっとIntelが出てくる。しかもコアクロックは2.8GHzって。

Passmarkを見ていると欲しいと思えるCPUがない、やはり今はAMDなんだろうけど。

Apple M1チップがすごいすごいと言っているが、
Apple M1 Ultra 20 coreが遥か下の方にある(数えたら51位)。

こんな状態では、これから自鯖のCPUをどれにしようか悩んでいる人間にとってはどうしたらいいかわからない。

PCI-e 4.0をすっ飛ばして5.0とか、DDR5のメモリとか周辺の進化も激しいのだが、マザボ搭載のLANのほとんどが2.5GbEなので、まだ買いたくないし。

半導体不足だし、円安に傾いているし、今は中途半端な時期なのかもしれない。

もう少し様子を見るしかないのかな。

新しいタスクマネージャ(Win11 Insider Preview)

VMware ESXi上にInsider Previewをインストールしているが、これだけのリソースを与えていてもかなり反応が鈍くなってきた。

時代の進歩は激しく、私の使っているE5-2697A-V4は既にWindows 11の要件を満たしていない。

なんとか動いているものの、時代遅れ確定。

肝心のタスクマネージャについて書いていなかったが、いつの間にかタブ形式がカテゴリー別に変わっている。今のところ内容はあまり変わっていないようだが。

こんなところまで変わってくると、メインPCでもInsiderにしてみたくなる。

我が家のルーターたち

WXR-6000AX12SとRT-AX89X

ちょっとだけお見せします(少しホコリをかぶってますが)。
この前記事に記載したルーターたちです。どちらもでかくて場所を取ります。

奥がBUFFALO WXR-6000AX12S/D、手前がASUS RT-AX89X。
どちらも有線は10GbEをそなえるWi-Fi6対応の4.8Gルーター。

フレッツ光クロスからXG-100NEを介して、奥のWXR-6000AX12Sに入り、その配下にスイッチを介してSFP+で手前のRT-AX89Xに入っています。RT-AX89XはAPモードで動作させています。

本当はRT-AX89Xをメインルーターにしたかったんですが、光クロス経由でひかりTVも契約しているのですが、その設定がうまくできなかったため、結局WXR-6000AX12Sをメインルーターに戻して、RT-AX89XはAPモードでWXR-6000AX12Sの配下で無線専用ルータしかしていません。
この他にWebカメラとOKGoogle/Alexa用にApple AirMacたちが4台Wi-Fi拡張で存在しています。

因みにこのサイトもレンタルサーバーではなく、自宅のProDesk 400G7にWindows Server 2022を乗せてそこから配信しています。IIS10+PHP8.0.10+WP5.9.1+Cocoon2.4.2.4

因みの因みにその下にあるのが、VMware ESXi7.0.3を動かしている我が家のVMサーバーです。

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