Windows 11 Insider Preview build 22538.1000 released.

アップデートされてから少し日があいてしまったが、1月20日にWindows Insider PreviewのDevチャンネル向けに22538.1000がリリースされていました。

いつものように、ブログ記事が掲載されています。

Windows 11のシステム要件を満たしていないPCでも、以下の記事を参考にするとアップデートすることができることがわかっている。

Windows 11 build 22000.434(KB5009566) released.

月例パッチとしてKB5009566がリリースされ、Windows 11は22000.434となった。
IME関係の更新が行われたが、それ以外はバグフィックスとセキュリティ更新のみである。

リリースノートはこちら

上記の画像は、M1 Macbook Pro 13″状のParalells Desktopのもの。

なお、今回もメジャービルド番号が変わらないため、PC要件チェックは行われないため、要件を満たしていないPCでもそのままアップデートすることができる。

Windows 11 Insider Preview build 22526.1000 released.

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

2022年1月6日にWindows Insider Preview Dev Channel向けに22526.1000がリリースされました。
いつものようにWindows Insider Blog記事にアナウンス記事のようなものが出ています。

ビルド番号が3しか変わってませんので、ほとんどバグフィックスがメインのようですが、TPMチェックが走るので、要件を満たしていないPCでは、アップデートの際は以下の記事での対応が必要です。

Microsoft Windowsの各バージョンの最新版(UUP dumpリンク付き)

マイクロソフトが提供する現時点(2022/05/01)でのOSの最新バージョンのビルド番号を記載する。
UUP dumpのページなどでISO(作成スクリプト)をダウンロードする際の参考にするとよい。
なお、以下の番号は独自調査の結果であり、必ず最新とは限らないので注意されたし。

WIndows 10 Pro/Home(21H2) サポート2025年10月14日終了
build 19044.1682 Imtel/AMD ARM 2022年4月25日

Windows 11 Pro/Home(21H2) サポート2023年10月10日終了
build 22000.652 Intel/AMD ARM 2022年4月25日

Windows Server 2016(1607) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2022年1月11日 延長サポート2027年1月12日終了
build 14393.5066 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
 2022年4月12日

Windows Server 2019(1809) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2024年1月9日 延長サポート2029年1月9日終了
build 17763.2867 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
 2022年4月21日

Windows Server 2022(21H2) Standard/Datacenter
メインストリームサポート2026年10月13日 延長サポート2031年10月14日終了
build 20348.681 → これに関してはUUP dumpでISO作成スクリプトは提供されていないので注意
build 20348.643 Intel/AMD 2022年4月25日

サーバーバージョンのWindowsはいままでDVDなどのメディアを購入しないと入手できず、ハード同時購入時以外の一般的には評価版をインストール後に正式版にしなければならなかったのだが、2022のみ作成可能になっている(ただし、リリース時期によっては作成できない場合もある)。
サーバーバージョンはリリースのタイミングによって考え方が変化しているため、2016や2019などの言い方以外のリリースが存在していてわかりにくい。

因みに、各ビルド番号の後ろにある「Intel/AMD」マークにUUP dumpへのリンクをおいた(「ARM」はARM64版なので間違えないように)。
また、さらに後ろにリリース日とリリースノートへのリンクもおいてみた。

最新Windowsでのファイル名の文字コードの扱いに注意

最新のWindowsであるWindows(Windows 10 21H2含む)環境では、文字コードの扱いが変わっていることに注意しておいた方が良い。

新規に日本語版としてWindows 11をインストールすると、ディレクトリやファイル名までUTF-8になる。
それが何に災いするかというと、Zipなどに圧縮する場合など、別なシステムに受け渡す場合に文字化けしてしまう懸念がある。

「設定」→「時刻と言語」→「管理用の言語設定」と開くと、

以下のような「地域」設定が開く。

通常は、以下のように、「現在のシステムロケール」は「日本語」が選択されているはずだが、
この下の「ベータ:ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用(U)」の設定によってファイルシステム全体をUnicode UTF-8にするかが変わる。

ここにチェックを入れてシステムを再起動すると、ファイルやフォルダ、システム内で取り扱う文字コードがすべてUTF-8となる。

自分だけで使用している分には特に問題になることはほとんどないが、この状態でファイル圧縮ソフトを使ってファイルを圧縮した場合、UTF-8で保存されてしまうことになる。

ところが、上記スイッチに「ベータ」とあるように、日本国内で使用されているWindows機はほとんどがまだShift-JISなのである。

UTF-8のファイル名で保存されたZIPファイルをメールなどで送付すると、受信して解凍するときにこれに対応していないことが多いため、文字化けしてしまうことになる。

これをどう受け止めるか、だが本来はすべてUTF-8にするべきではあるため、受信相手にUTF-8であることを伝えてUTF-8で解凍してもらうべきとは思うがそこまで強要するのもどうかと思う。

Windows 7からWindows 10にアップグレードして、それをさらにWindows 11にアップグレードしている場合など、まだまだファイルシステムにShift-JISを使用しているPCが大多数なのは事実である。

Windows 11上のHyper-V上でのWindows 11 開発環境は、TPMをサポートしていない←ウソ、していた

Intel CPUのWindows 11の最新版でHyper-Vを有効にして、そのなかで「クイック作成」の中の「Windows 11 開発環境」というVMを作成してみた。

Hyper-Vを有効にする方法は、他に譲るとしてこのVM上にはTPMチップは実装されていないようだ。
(→サポートされていた「設定」→「セキュリティ」→「トラステッドプラットフォームモジュールを有効にする」にチェックするだけでした)

この環境は、18.49GBもあるのでダウンロードするにはそれなりの時間がかかる。

しかも、マイクロソフトが提供しているにもかかわらず、プロダクト認証がされていないWindows 11 build 22000.194として起動される。

手持ちのプロダクトキーで認証すると、普通に認証された。

プロセッサは8コアだが、メモリーが2GBになっていたので、メモリーは8GB割り当てにして、ネットワークはブリッジを作成して他のVMと同じ環境とした。

今回はじめてHyper-Vを触ったが、
それなりの性能は出ているものの、VMの起動や中断、停止には時間が掛り、その間は接続に失敗するなど、あまり洗練されていない感じ(というか他の仮想環境とは違い、リモートデスクトップ接続でつないでいるようで慣れない)。

一先ず、「開発環境」なのだから、Insider Preview Devチャンネル版にしてみようと思っている。
→TPMを有効にすれば問題ない。

TPM製造元 MSFT

マイクロソフト製なので当たり前だが、使い慣れればWindows 11を試す環境では現在最も優れている環境かもしれない。

Windows 11 Insider Preview build 22523.1000 released

2021年12月15日にWindows 11 Insider Program Devチャンネル向けに22523.1000がリリースされている。Windows Blogページにアナウンス記事が出ているので載せておく。

因みに、画像のようにTPMを搭載していないx64 VMでも、おまじないを行えば、22518.1012から正常にアップグレードできることが確認できている。

2021-12 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5008215) 22000.376 released.

Windows 11 Retail版が2021年12月14日にアップデートされている。
ビルド番号は、22000.376、KB5008215。

今回はサポートページに記載されている記事へのリンクを記載する。
動画も掲載されているので、一度見てみると良い。

因みにメジャーバージョンは今回も変わらず22000なので、システム要件チェックは起動せず、TPMのないPCでも問題なくアップデートされるはず。

Windows 11 Insider Preview build 22518.1012 released.

Windows 11 Insider Program Devチャンネル向けに22518.1012というビルドがリリースされている。

いつものようにブログ記事にリリースノートのようなものが掲載されている。

TPMを搭載しないPC(VM)では、要件チェックプログラムが走るので、そのままではアップグレードはできない。→でもこの記事に解決方法あり。

現在、Parallels Desktop 17.1.1でARM64のApple Silicon M1では22000.XXXX以外はISOからの新規インストールはBSODとなり、インストールに失敗する。

Apple M1 Macbook Pro/AirではParallels Desktopを使ってWindows 11をインストールして喜んでいるが、現在、最新版のWindows 11以外インストールできないようになっている。

先月までは、Windows 10やWindows 11 Insider PreviewなどのISOをUUP dumpからダウンロードしたものでインストールができていたが、ミスなのか故意なのかは別としてインストールの途中で上記の画像となり、インストールができない状態となっている。

19xxx.xxxxや22xxx.xxxxのarm64をダウンロードして15分以上もかけてISOを作成しても、インストールの最初のコピーの画面でこけてしまう。

現在動作するのは、22000.xxxxのみ、つまりWindows 11の正式版だけがインストール可能な状態で、Windows 11 Insider Preview、Windows 10 latest版、Windows 10 Insider Previewなどは新規インストールできない。
※Windows 11 Insider Previewについては、正式版からInsider Programに参加してDevチャンネル、Betaチャンネル、Previewチャンネルに設定さえすればアップグレードは可能。

追記:
その後の調査で、21xxx.xxxxシリーズの一部は、カスタム構成で「ハードウェア」→「ブート順序」→「詳細」の中に、

vm.efi.secureboot = 0

と入力してやることで、インストールするが可能なことがわかってきた。

相変わらず、22xxx.xxxx(インストーラ起動時にエラーが発生して、使えるISOに入れ替えないとどうしようもなくなる)、19xxx.xxxxシリーズ(インストーラ起動時にBSOD発生)、つまりWindows 10に関しては、依然新規インストール不能な状態。

あらためて書いておくと、
現在、私が確認できているParallels Desktop 17.1.1で動作するWindowsは、
    Windows 11 Pro/Home(?)(Retailバージョン) 22000.348
    Windows 11 Insider Preview 22000.160(Retailより古い)
    Windows 11 Insider Preview 22509.1011(「設定」が開かなくなる)
のみ。
ある意味陰謀とも思える状況、如何ともしがたい。
Parallelsは昔からあまり好きではないのはこういうところ、VMware頑張ってもらいたい。

2022/01/26追記:
その後の調査で、少しわかっていることを追記しておくと、私の環境でUTMをインストールして動作を確認していたところ、ARM64バージョンのISOファイルの動作は、ParallelsでもUTMでも全く同じく、22000.XXX以外起動時に上記の画面となることがわかってきた。
ということは、どうもMicrosoft側でわざと動作しないようにしているとしか考えられないことになる。
UTMでは、ARM64以外にIntel x64でも動作させることができるのだが、そちらでは上記の画面とはならないので、起動時の動作に何か不正な動作をするようにあえてしているのではないかと考える。

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